シンポジウムの最中、延辺大学の学生と話す機会があった。彼らのなかには、中国国内ではfacebookやLINEが使えない(We chat"というSNSが主)ことに不便さを感じる人もいて、「世界との距離を感じる」という研究生の台詞が印象的であった。
日本語学科の学生だから尚更かもしれないが、日本のドラマやバラエティ番組に対してとても敏感だった。大学で教授から教わる日本語は古いらしく、現在放映されているドラマを見ていた方がより新しい日本語に触れられるそうだ。中国のテレビ番組は見ないのかと訊ねると、どこかで見たような真似っこばかりであまり面白くないようだ。
また、彼らは漢族と朝鮮自治州族をはっきりと区別していた。同じ中国国内でも、やはり漢語とハングルとでは文化が結構変わってきてしまうものなのだと思った。
延吉はまだまだこれからの都市である。空港から街中への道からは建設中の建物が多く見えた。今後再び延吉を訪れた際にはまた印象が変わるかもしれない。
中国、北朝鮮、ロシアの国境の防川。もっと物々しい雰囲気かと思っていたがすっかり観光地化していた。観光客は若い人が少なく、ご年配の方々の方が多かった。
田口暖菜
2015年09月14日
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