今月末にはマラヤ大生が来日することもあり、ホームステイFWとしてイスラーム関連のFWを昨日行いました。
まず最初に代々木上原にあるモスク、東京ジャーミイに1時間半程モスクの方に説明をしてもらいながら見学しました。
まずモスク中に入る前に外観の特徴から説明をしてもらいました。
モスクの外側に設置されていた水場は人間用ではなく、遊牧するときに連れている馬など動物達が給水できるようにつくられていること、またモスクの上ら辺には鳥箱ではなく鳥の巣がいくつかつくられていて、モスクを建設する際に鳥の巣も考慮されてつくられるなどモスクは人間だけでなく他の動物達のことも思いやったつくりになっていることにとても感心しました。
また、モスクの中に入って階段を登っている途中で日本でいうお賽銭箱みたいなものがありました。
日本のお賽銭箱と違ってまずお金を入れるところがオープンになっていて誰でもお金が取れるようになっていました。お賽銭箱と違って蓋や仕切りがなく誰でも取れるようなオープンなつくりになっているのは、そのお金を貧しい人が貰えるようにしている為だからだそうです。比較的わかりにくい場所に設置されているのも貧しい人がなるべく人目を気にしないでお金をとれるようにする為だということでした。神社に奉納する日本のお賽銭箱と違って、イスラームにおけるお賽銭箱のようなものは貧しい人々の為に設置されているところにもイスラーム教の思いやりの精神が見受けられました。
モスクの方にはイスラーム教について、また誤解されやすいところなど本当にたくさん話して頂いて、その中でも心に残っているのがイスラーム教の中心的な考えの一つに“格差をなくす”ことがあげられるということです。
前述したモスクの様々なつくりも然り、弱い立場にいる者や貧しい人を助けるのは当然だというような考えがイスラーム教にはあるように思いました。
断食に関しても、断食することによって改めて食べ物や神の恵みに感謝出来るし貧しい人々が感じている飢えの感覚を知ることが出来ること、また断食期間の一ヶ月間は貧しい人の為にモスクなど公共の場に無料で食事が提供される場が設けられるなどイスラームの慣行一つをとってもいろんな意味が込められているのだと思いました。
モスクを見学した後は新大久保にあるイスラム横丁に行ってハラール料理を食べました。
コリアタウンとしてのイメージしかなかった新大久保にイスラム横丁があるということにまず驚いたし、イスラム横丁に入ると今まで通ってきた新大久保で見てきた人達と人種が一気に変わってムスリムが多く、異国情緒あふれる雰囲気で中東のオマーンで見た光景に似ていて驚きました。
ハラール料理を食べている頃にはもう日本にいる感じがしなかったほど、そこは本当にイスラム街になっていました。
今回のFWを通して、机上の勉強も大切だけどやっぱり自分で実際に見て聞くことが大切だと思いました。
特にイスラーム教は文献など机上の勉強から得た知識と、実際のムスリムやイスラーム文化から得たイスラーム教のイメージのギャップは大きいのではないかと思いました。
ランチミーティングでの文献講読だけではイスラーム教についての理解には限界があったので、今回実際にこういうFWを行えて良かったです。
大隈小夜
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