2017年06月26日

東京ジャーミー フィールドワーク

20170622_190835.jpg 6月22日の夜に東京の代々木上原にある東京ジャーミー・トルコ文化センターのフィールドワークに行ってきました。

現在イスラム教はラマダン(断食)の時期で、日の出から日没までは飲食を禁止されています。東京ジャーミーではイフタールという食事を日没後に無料で信者や
関係者に振る舞うイベントを行っていて、ムスリムでない人も予約をすれば無料で食べることが出来ます。

19時から始まる食事の前にモスクに入り礼拝を見学しました。収容人数は800人ほどで日本最大のモスクです。その日は日本人の見学者を含めて200人程だったでしょうか。トルコ人を中心に中東や北アフリカにルーツを持つと思われる方から、インドネシアの方やサハラ以南のいわゆるブラックアフリカと呼ばれる地域の出身と見受けられる礼拝者の方もいました。さらには日本人のムスリムも礼拝をしていて、印象に残りました。東京ジャーミーによれば、日本に住むムスリムの1割は日本人とのことでした。イスラム教が世界宗教であり、民族や地域に限定されない宗教であることを、自分の目で見ることが出来ました。

礼拝の見学を終えると食事を頂きました。プレートに4種類の料理を盛って頂いて、男女別に分けられた席で食べました。メニューはキュウリを使ったシーザーサラダとスープ、カレー、ライスでした。食事を会場でも色々な国籍の方が料理を食べに来ていました。礼拝に参加せず食事だけにきた非ムスリムの方も多かったです。欧米人や日本人などの非ムスリムがムスリムの人と同じ机で談笑しながら食事をするという光景も見られました。

今日、シリアやイラクなど中東を中心とした紛争がテロなどの形で世界中に伝播していて、国際情勢は大変深刻だと言われています。ただ、イスラム教や中東は危険だとかロンドンやパリへ行くのはテロが起こるから危険だとかいうような風潮が以前に比べると減りましたが、いまだに残っている部分もあると思います。パリやロンドンでテロや暴動が起こるとその地域しか報道せず、まるでその地域全体が壊滅的な状態であるような伝え方をするメディアもありますが、シリアやイラクで同規模の事件が起こっても、報道する量が少ないメディアが多いです。先日、サッカーW杯予選のオーストラリア代表対サウジアラビア代表の試合で、ロンドンのテロに対する黙祷をサウジアラビア代表が拒否しました。これはサウジアラビア側がロンドンで起きるようなテロが中東では頻発しているのに報道しないことへの怒りだと言われています。だからこそ私達は物事の本質をこの目で見る必要があるのだと思います。今回東京ジャーミーに見学に行って、地域や宗教、民族から生まれる先入観に縛られず柔軟な姿勢で学ばなければならないと思わされました。


2年 奥村
posted by masutanis at 14:28| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko15 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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