2015年10月09日

屋久島エコツアー

「分散を妨げるもの」

今回このテーマの基に9月14日から17日にかけて屋久島を訪れました。そこで感じたこと、分散を妨げる要因はどのようなものか私の意見を述べたいと思います。

屋久島から帰ってきて、家族や友人に屋久島に行ってきたことを報告すると、まず始めに「縄文杉行った?」という質問を多くもらいました。そして「行ってない」と答えると「縄文杉を見ないのに何のために屋久島行ったの?」と聞かれます。やはり、世間一般的な屋久島のイメージは、「縄文杉」なのだということを帰ってきてからも改めて感じました。この「縄文杉」が、屋久島のシンボルであり、様々な旅行会社のパンフレットなどの表紙にもなっているのが現状で、屋久島について縄文杉があるということしか知らない人も多いのではないかと思います。屋久島は、現在局地的なマスツーリズムのために、観光開発と自然破壊の対立の最中にあり、観光客の増加により、し尿の処理の問題、入島税を取るか取らざるべきか、こういった問題も挙がっています。しかし、こうした問題が挙がるほど、屋久島を訪れる観光客は、「縄文杉」を見に来る観光客がほとんどであり、分散を妨げているものは、「屋久島=縄文杉」というイメージであると思います。

そして屋久島の分散の1つとして、今回私たちは、屋久島の「里めぐりツアー」に参加しました。屋久島の「里めぐりツアー」とは、屋久島を訪れる方々に地元の歴史、文化、自然、産業などの集落自慢を地元の語り部ガイドによって案内するというツアーであり、料金は2時間1500円。私は、一湊里という集落のツアーを訪れ、地域の方々との交流や、サバ節工場の見学など楽しむことが出来ました。(サバ節美味しかった!!!)地域活性化にも繋がる着地型観光として、「里めぐりツアー」は魅力的な観光であると思いますが、屋久島を訪れる主な目的として「里めぐりツアー」を挙げる人はいないのが現状ではないでしょうか。そして、これから先もそのことは変わることはないと思います。里めぐりツアーの集客を増やすためには、主な目的とそのプラスαとしてこのツアーを宣伝する必要があるのではないでしょうか。

今回のゼミ合宿、1日目 里巡りツアー、2日目 白谷雲水狭、3日目 黒味岳、4日目 雨のため観光を振り返ってみると、私の意見としては「やはり屋久島に来たのだから、縄文杉に行ってみたかったな(トレッキング死ぬほど辛かった。)」というのが率直な感想です。ゼミ合宿では、隔年で縄文杉を訪れているということで、2回目の学生にとっては、縄文杉と他の観光地の比較をすることが出来たと思います。しかし、屋久島に初めてきた学生が縄文杉に行かずに、「縄文杉より魅力的な観光地があるよ」と言われても、比較をすることは出来ないし、また正直、トレッキングなどで屋久島特有のコケや岩を見ることが出来ましたが、それ以外屋久島ならでは感を味わうことが出来なかったように感じます。屋久島に行くのだから屋久島にしかない価値として、やはり縄文杉があり、それがブランドなのだと思います。分散をさせたいのであれば、「屋久島=○○」というイメージを増やし、それを世間に定着させていくことが最も大事な課題であるのではないでしょうか。


窪田紗帆


posted by masutanis at 13:03| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko13 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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