2015年09月18日

マレーシア合宿 2015.8.3-8

8/3〜8/8にかけてゼミ合宿でマレーシアのペラ州を訪れた。

マレーシアはトランジットで入国した経験があるが、滞在は今回が初めてだった。今回の合宿では目的地のペラ州のみならず、首都のKLやPuterajayaという行政都市にも滞在し、マレーシアの様々な文化・街並み・産業・食などを見て聞いて体験する非常に充実したゼミ合宿であった。そして、昨年の延辺合宿に引き続き今回のマレーシア合宿でも現地担当を務めることとなり、UTAR(University Tunku Abdul Rahman)という現地の大学で日本食についてのプレゼンを行った。このプレゼンが今回の合宿の中で、私にとって大きな意味をもつものとなった。

民族構成が極めて複雑で、典型的な多民族国家として知られるマレーシアだが、今回の合宿を通してマレーシアにおける「多民族」とは何かということについて考えさせられ、またそれを肌で体験した。

UTARで日本食についてプレゼンをした時「なぜ、日本でハラルフードなのか?」という質問を華人系の学生から投げかけられた。その質問の根底には、「日本人とムスリムに何のそこまで深い関係があるのか?」という疑問があったのだと後から気づかされた。ここにマレーシアの抱える多民族国家の実態を多少なりとも見て取ることができた。その華人系の学生は何もムスリムに対して敵意を抱いていたわけではなく、同じ国に住む華人系とムスリムでさえも、互いにほとんど干渉をしない(むしろ多少の緊張状態があるくらいの?)関係なのに、なぜ日本人がそこまでムスリムと関わるのかが疑問だったのだろう。
そして、このプレゼンに対する質問だけにとどまらず、民族間同士のちょっとしたいざこざが原因で禁酒令が出たことや過去には5月13日事件という民族衝突もあったという話を通して、多民族国家マレーシアにおける民族間の関わり方に私はとても興味を抱いた。これまで私はマレーシアに対して他の多民族国家と比べても民族が互いに共存しながら発展してきた国であり、相互の混血や交流も盛んなのだというイメージを抱いていたが、実際のところ思っていたほど平和的なものではないのかもしれないということ、自分がマレーシアに対してあまりに無知であったことを痛感した。しかし、これも新たな発見であり、多民族国家としてのマレーシアに興味を抱くきっかけとなったので非常に貴重な経験だったといえるだろう。

土佐嘉孝


posted by masutanis at 16:52| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko13 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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