2015年04月18日

ブルネイホームステイ 2015

3月1〜9日に行われたブルネイホームステイについて書きます。ゼミメンバー合同での活動はテンブロン国立公園のツアーと現地学生との交流二日間のみだったので、それぞれステイ先の家族と過ごす時間が多かったです。私のステイ先は老夫婦の2人暮らしで、日中は親戚の家族や‘時々ホストブラザー’のヘリーが外へ連れて行ってくれました。

以下、約1週間の滞在を通じてブルネイについて気になったトピック2点について書きます。1点目は、多数派のマレー系、ムスリムと、少数派の中華系という民族や宗教に関することです。ブルネイは人口の約65%がマレー系、また人口の67%がイスラム教徒であり、国王であるスルタンが宗教上の権威と共に国政も掌握しているといった前知識を持ち現地に足を踏み入れましたが、予想以上に中華系の存在感を思い知りました。というのも、私のステイ先が中華系のイスラム教徒であったからです。夫妻は10年ほど前に夫婦でイスラム教に改宗したそうです。他の家族は改宗しておらず、そのため1週間のステイ期間中に家族や親戚が家に勢ぞろいし中国の旧正月、春節の最終日を祝うパーティがありました。ムスリムであっても自分の出自であるチャイニーズの文化も保持しているところに、文化の共生を感じました。
お孫さんの内の1人は、マレー人と比べて我々は賢く勤勉なんだ、と。またその家族は日常会話でも英語を使っており、マレー語は必要ないのだなと感じました。その他にも、中華系資本のデパートや、今はもうないが昔はブルネイ市街にチャイナタウンも存在していたそうです。どこへ行っても、そしてマイノリティであっても華人の存在感は大きいと感じました。

2点目に、ブルネイの食文化について関心を持ちました。マレー料理は、マレーシアやインドネシアに行った時に食べたような感じで味に親しみが持てました。美味しかったです!しかし食べた大半の料理が脂っこかったことは否めません。そんな中で、ブルネイ伝統の食べ物も頂くことができました。サゴという木から作った粉からできたアンブヤートという料理です。ゼリー状のかたまりを箸に巻き付け、ドリアンが少し入っているピリ辛のソースにつけて食べるものです。独特な味でした(笑)
また非常に印象的だったのが、ブルネイの人は暇があれば食べるという感覚だということです。何もすることがなく唯一の娯楽が食べることだと言う人もいました。実際に1日に5〜6食も食べた日もありました…。また、外食をする回数が格段に多いです。確かに、様々なジャンルの料理屋があり、非常に充実な店展開でした。ただ、郊外に住んでいたので外出する度に車で30分ほどかけて市街地へ出なくてはならない点は不便さを感じました。このように、ブルネイには公共交通機関が発達しておらず、交通手段は不十分であるように思われるところですが、こう思うのは常に日本を基準において考えてしまっているからであって当たり前のように観光的な観点だけで、鉄道がなくて不便だと考えるのもよくないと感じました。便利さだけを追求することを無意識の内に考えてしまっていることに気づき反省しました。
 
もう一点、ブルネイと日本の歴史的な関係について…私はホストファミリーのおじいちゃんが日本の国歌を知っていたことに非常に驚きました。それはこの地域も世界大戦時は日本軍の勢力下にあったことに起因していたのかもしれません。ブルネイの後にシンガポールにも訪れましたが、そこでも日本占領期の戦争記念塔があり、日本の影を見ました。ブルネイを含む東南アジア諸国と日本の歴史的な関係を実感する機会になりました。

今回ホームステイによって現地の人と一緒に生活を送ることでブルネイの文化や人について深く理解できのではないかと思います。ホームステイは異文化を知り、理解するのに有効な素晴らしい文化交流手段だと感じました。

最後に、どこへ行くにも毎回車で遠くまで送り迎えをして下さった家族やサポートメンバーの方々には感謝しきれません。しかしこういった面倒なことも快く引き受けもてなして下さったブルネイの人たちは日本人よりも、よりもてなしの精神を持った温かい人たちなのだと感じました。またブルネイに行きたいです!

眞鍋智佳


posted by 13まなべ at 17:34| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko13 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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