2013年04月21日

ブルネイ・マレーシアでの二週間

 初海外としておりたったのは、マレーシアクアラルンプールの空港。最初の印象は入国審査をしてくれる空港職員の愛想の悪さとじめじめした暑さのために、良いものではなかった。ブルネイへの移動までそこで過ごしたが、初めてのリアル・エスニック料理(この表し方は自分的にはとてもしっくりくるけれど、適切ではないかもしれない)や異国のトイレに免疫がないため楽しさ半分、気疲れ半分であった。
ここから先は一週間のブルネイホームステイ。日本国内で日本人の家庭だったとしても、見ず知らずの家族と過ごすなんてすごいことなのに、文化も言葉も宗教も違う異国の家族の一員になるなんてホームステイとはとても大胆な試みだな、なんて考えながらのスタートだった。
そこから先の毎日は異文化への慣れと新体験への驚きの連続だった。
一つ大きなものは食事!
ホストファミリーはブルネイ国内になるいろいろな国のレストランに私たちを連れて行ってくれた。マレー、インド、中国そして日本。日本国内にあるエスニック料理店と同じく、その国の人々の口にあうようにカスタマイズされているのだろうな、という印象を受けたがどれも思っていたよりも香辛料が強くなくおいしく食べることができた。
しかしこれは日が経つにつれて私の舌が香辛料に慣れてきていたためかな、とも思える。私たちのホストマザーが辛いものが得意でなかったからかもしれないが、ブルネイとマレーシアを比較したときに、マレーシアのほうが私のイメージする「エスニック」の味、独特な香辛料の味がした。
そしてビッグイベント、テンブロンへ行ったわけだが、一つ印象としては欧米からの観光客が非常に多いな、ということである。ボートに乗って川を下り、トレッキングで山道を登り、川を歩いて滝まで行くという流れであったが、正直に言うとそこまでの新鮮味や異国まできてやりたいものとは感じられなかった。動物や鳥があまり見られなかったことと、自分が植物に詳しくないのも一つの原因であり、ガイドさんがほとんど説明をしてくれなかったせいもあると思うが、「ここでしか味わえないもの」という印象を感じることはできなかった。エコツーリズムとは、そういった「新鮮味、珍しさ」を味わうことが目的ではないかもしれないが、少なくとも現地で多く遭遇した欧米の人々や自分たちも、「日常とは違う環境」を求めてテンブロンへとやってきた部分があると思う。しかしあの場で体験したことのほとんどは私は育ってきた環境とほとんど変わらないものであったし、体験する側の私の意識の問題でもあるが、「みんなで行ったから楽しい」という感想を強く持って終わってしまった。
一方でマレーシアのタマンヌガラでは、森の中に宿泊し、ナイトサファリというなかなかできない体験をすることができた。見たことない生き物を間近で見ることができたというのもあるが、ガイドをしてくれたヘルマーさんの説明と気配りのうまさゆえだったかもしれない。原住民の人々を訪れたときも、ヘルマーさんがそこと信頼関係を築いてくれていたから、私たちもあそこでリラックスして訪れることができたのだと思う。正直、今回のホームステイとマレーシア合宿を通して一番印象深かったのがこの経験である。自分が見られる側だったら絶対に嫌だなって思うが、子供たちも最後手をふってくれて、私たちのようにみにくる者 に対して抵抗はあっても拒絶はしないんだなと衝撃を受けた。
新しい経験や未知のものばかりで初海外にしては非常に刺激の大きなもので、日本の印象や日本の暮らしに関しての考え方が変わった。色んな人とも出会えてありきたりだが世界が一気に変わった。
戸惑うことも多かったがまた行ってみたいと思う2週間だった。

長島 菜実子


posted by masutanis at 23:40| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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