2011年09月29日

旧海峡植民地合宿2011 〜世界遺産 ペナン・ジョージタウン〜

わたしたち2010年度での初の海外合宿地は
イギリスの海峡植民地であったシンガポールとマレーシアのペナン島でした。

それぞれの地でさまざまな体験をし
楽しかったり辛かったりといろいろな想い出ができた訳です、が。
全体的な様子は他のみなさんが書いてくれているので
ペナンのジョージタウン内にあるPENANG HERITAGE TRUSTでの
お話を聞いて思ったことを少し、書こうかなと思います。

ペナンを発つ、実質的に最終日の16日は、
Cheong Fatt Tze Mansionの見学から始まりました。
ガイドの人が英語で説明してくれていたのだけども
自分の英語力のなさ故に9.5割ほど何を言っているのかわからず。

非常に残念…。

途中、先生に何度かたずねたりして少しは理解できた部分もあったけど。
とりあえずインディゴブルーに塗られた壁がとてもキレイでした。

それから炎天下のなか日差しを気にしつつも汗だくになりながら
ジョージタウン内を先生について歩き回り、お土産屋にも寄ったりしながら
PENANG HERITAGE TRUSTへ行き、お話をきくことに。

わたしはもともと“世界遺産”に関して、
検定を受けていたり個人のテーマにしていたこともあり、とても興味がありました。
ジョージタウンに関してはほぼ何も知らなかったけれど夢中で話に聞き入り、
どういった基準で登録されているのか、まちなみの特徴、問題点などを知ることができました。

多文化・多民族によって築かれた社会、ゆえに
ジョージタウンの建物はそれぞれの民族によってさまざまなちがいが見うけられ
それらは見事に多文化を象徴しているのです。

またその外観をめぐっての国との対立や景観問題についても考えさせられました。

そのなかでも、わたしが一番関心をもったのは
“生きている世界遺産(living heritage)”という概念です。

世界遺産はただ観光客を集客するためだけのものではなく、
それらは時にその地で暮らす住民の歴史として彼らのアイデンティティーにもなり得るものであるため、
世界遺産と共に居住する人々の生活面への考慮がジョージタウンの保護や修復の背景にあるよう。

またそれと似ているようでもありますが女性や子供、障害者にとっても
より住みやすい街にしていこうという社会福祉の運動もあるというようなことを言っていた気がします。

このように世界遺産をただ重要な文化財としてだけではなく、
その歴史を大事にしながら今現在暮らしている人々を巻き込んで保存していくという考え方は
いままで思いついたことがなかったので、すごく感銘をうけました。


お話を聞き終わったあとの帰り道は来たときよりもいろいろなことに気づき、
宗教や民族や植民などさまざまな事象が絡みあっていることを
ジョージタウンを歩き自分の目で確かめることによって理解することができました。

ゼミ合宿を通してこのような貴重な体験をすることができ、うれしく思います。


2年 結城華奈江


posted by masutanis at 14:33| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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