2010年10月09日

上海合宿

 投稿遅くなってすみません。私が今までで一番大変だった旅行として上海合宿の感想を書こうと思います。詳しい日程は他の方を参考にして頂くとして、印象に残った出来事だけ書いていきます。

【言語】
 私は第二外国語として中国語を選択しているので、この合宿でどれだけ中国語を話せるかを個人的なテーマにしていました。と言いながらもどうせ実際使うのは英語なんだろうなあと思っていたら、驚くほど英語が通じない!有名な観光地の店員さんですら簡単な英語も話せないなんて、欧米人の方々は一体どうしているのでしょうか。万博のインフォメーションセンターですら英語が通じず、英語でおみやげ屋さんの場所を聞いてもお姉さんは困った表情を浮かべるばかり。むなしく響くわたしの「Where is a souvenir shop?」の声・・・。見かねた隣のお姉さんが後ろからお兄さんを呼んできてくれほっとしたのもつかの間、お兄さんに「どうしました?」と流暢な日本語で聞かれ、日本語が通じるなら早く言ってくれよと思いました。
 また万博の地図で各パビリオンの国名がすべて中国語で表記されていることも非常に困りました。漢字だけ見てどこの国かを当てるというクイズで最初は盛り上がりましたが、答えがわからないためすぐに飽き、地図はそのまま鞄の奥底へ。万博という世界的なイベントなのだからもう少し言語に対する配慮が必要だと感じました。それとも私がもらった地図がたまたま中国語表記だっただけなのでしょうか?
 そんな環境なので、必然的に中国語が求められ、数少ない中国語の知識を総動員しての旅となりました。はじめは発音や文法に自信が持てずほとんど話せなかったのですが、次第に慣れてきて(開き直って?)お店の人に値引き交渉をしたり、私たちだけでタクシーに乗ったりと簡単な会話ができて嬉しかったです。
 また、唯一と言っていいほど私が覚えていた中国語「过奖、过奖」(褒めすぎ、褒めすぎ)。1度使ってみたいと思っていましたが、日本でもあまり褒められない私が果たして中国人に褒められることはあるのでしょうか。日程が終わりに近づき、この単語を使うのを半ば諦めかけていたそのとき、現地の学生が私に「いつもみんなの中心にいるね」と言ってくれたのです!すかさず「过奖、过奖」と言うと、彼女は笑ってくれました。この旅で1番嬉しかった出来事かもしれません。


【上海の街と人】
 日本にも「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という言葉がありますが、中国の交通マナーの悪さは本当に驚きでした。信号おかまいなしに隙あらば、いや隙がなくても進もうとするのです。信号は申し訳程度にあるだけでした。クラクションが怒声のように飛び交っている様子は、はじめはとても怖く、マナーの悪さに苛々していましたが、人間何事も慣れるものですね。1週間もすると信号無視に対する罪悪感は消え去り、少しの隙を見つけるとそこから道路を横断するようになりました。人間の適応能力には驚かされます。
 また中国人は態度が悪かったです。まず衝撃だったのがコンビニ店員の態度の悪さ。通路でぶつかっても謝らないし、レジでは小銭で支払えと勝手に財布を奪う始末。バスの運転手は横柄だし、レストランの店員も態度がでかいしで、日本ではあり得ないことだなと思い、愛想笑いという文化が日本独自のものだと改めて気付かされました。しかし案内してくれた華東師範大学の学生さんは本当に親切で、以前中国語の授業で、中国人はお客さんをもてなすことにとても力をいれると教わったことを思い出しました。彼らもコンビニでアルバイトしたら、あのような横柄な接客態度をとるのだろうかと思うと、なんだか不思議な感じがします。
 上海の食事はあまり私の好みではありませんでした。日本では中華料理は大人気で私もよく食べるので、本場で食べる中華料理を楽しみにしていたのですが、私が想像していたものとかけ離れていました。よくわからない食材がよくわからない香辛料で味付けしてあり、食べられなくもないけど好んで食べたくはないようなものがずらりと並ぶ中華テーブル。この調子で1週間やっていけるのかと正直不安になりました。しかしそんな中でも気に入る料理はあるもので、華東師範大学の学食で食べたとうもろこしに衣をつけて揚げたおかし?は個人的に大ヒットでした。やめられない止まらない、あとをひく美味しさで中華テーブルを回す手が止まりませんでした。とうもろこしの甘さと衣の甘さが奏でるハーモニーが絶妙で、思い出すだけでもまた食べたくなってきます。日本に帰ってから【とうもろこし 中国 お菓子】で検索したのですが、うまくヒットしません。せめて料理名だけでも分かれば・・・。
 日本で食べる中華料理は日本人向けの味付けになっており、中華料理とはまた別モノで、日本と中国の文化が混淆して新たな食のジャンルとなっているように感じました。



 上海は高いビルや綺麗な夜景が存在する一方、中国の歴史を感じさせる場所もあり、新しさと古さが混在したとても魅力的な街でした。前進していく強い力のある上海のような街で暮らし、発展を体感できたら素敵なことだろうと思います。上海万博によってごみのポイ捨てがなくなりつつあるように、文化や経済が発展していくとマナーやモラルも向上していきます。10年後にまた上海を訪れたときに、街並だけでなく生活している人がどのように変わっていくのかも興味深いです。個人的に今の中国人の図々しさは好きなので、寂しくも感じますが・・・。

ゼミ合宿からもう1か月も経つんですね。細かい思い出は消えていくのに、私はいまでも中国のアニメの映像が頭から離れません。海宝くんと気持ち悪いパンダが恋しいです。




2年 毛塚悠香里


posted by 09けづか at 05:20| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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