2010年09月20日

mongolia

今回はゼミ合宿という形で、8/16-23の一週間、モンゴル国を訪れました。

合宿では、モンゴル国立大学外国語学部の学生と共に、ウランバートル市内とリゾート地であるテレルジを訪れました。

その中で、僕が関心を持っていた生活と社会主義について感じたことを、簡単ではありますが記していくことにします。



生活について

モンゴル人の生活といえば、近年では定住者が増えつつあるという情報をしりつつも、やはり大平原の中で遊牧民がゲルを建てて暮らすというイメージが自分の中には強く残っていました。しかし、ウランバートル市内を訪れ、また、テレルジへ向かうバスの車窓を眺めていて感じたのは、ゲルに住みながら遊牧生活を送っている人はほとんどいないだろうということでした。また、これは帰国してから調べたことですが、その定住者の多くがウランバートル市内に住んでおり(総人口の約半分!)、日本以上に一極集中が深刻であるということでした。以前ではモンゴルで当たり前とされていた生活スタイルが変容しつつあり、現地に住むモンゴル人にとっても、遊牧生活が「自分たちとは違う生活」であるにも関わらず、自国を代表するイメージだと感じていることに意外性を感じました。それと同時に、遊牧生活に対するイメージが外国人とモンゴル人の間で非常に近しいので、観光振興を行う際には、「当時の生活」というのは中心に添えやすいと感じました。



社会主義について

僕がモンゴルへ行く際に最も関心を置いていたのが、旧ソ連型の社会主義の影響でした。僕は、東欧を中心とした旧ソ連の衛星国家では社会主義に対して冷ややかな姿勢があるかなという印象を持っていましたが、同じようにソ連の影響を強く受けていたモンゴルでは、どのような評価をしているのかということを、特にウランバートル市内の街並みから感じてみたいと思っていました。

そして実際に街並みを訪ねて感じたのは、社会主義に非常に肯定的だということでした。市内にはレーニン像が依然として建っていたし、ザイサンの丘では社会主義の功績を認める強いメッセージ性を持ったモニュメントが展示されていました。

モンゴル建国の英雄であるスヘバートルが、ソ連の支援を受けたモンゴル人民革命党に所属していたことや、革命の背景にある反中国の感情からソ連に歩み寄りを見せていたことが、現在の社会主義(というよりはソ連)を肯定的に評価している要因なのかもしれません。



以上がモンゴルで感じたことです。その他にもモンゴル国立大学の学生の方との交流や、テレルジでのキャンプも非常に楽しいものとなり、僕にとって非常に印象的な一週間になりました。

拙い文章ですが、失礼いたしました。



4年 井上 弘貴


posted by masutanis at 14:13| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko07 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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