2015年11月24日

山手線徒歩一周の個人的備忘録

4年ゼミ長平井です。

久々にフィールドワークに参加したので長々とブログ書きます。

先日ゼミで、伝統の創造について触れました。伝統はなにか厳格なもののように感じますが、創造のきっかけはなんでもよくて、伝統文化を担う人達のアイデンティティとなるようなものであるということです。伝統文化となるまでの過程がどうであるかが重要だそうです。
この山手線徒歩一周は、ゼミのアイデンティティ=「動いて観る(まなざす)」を体現し、舛谷ゼミに対して誇りを持つことができる、伝統文化になっているなぁと思いました。

今年は雨模様で、スタートを繰り下げ、8時半池袋集合でした。
池袋から大塚への道、少し歩くと4車線くらいの上を渡る橋に着きます。

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この車両は、僕たちが一周するまでに何周するのかな、と思いながら歩きます。
住宅地を抜けると大塚です。
大塚は路面電車が走っています。駅前は工事中?駅舎は綺麗ですが、駅のエリアが狭く感じました。

また住宅地に入りゆるーい坂が続きます。線路脇をずーっと歩きます。閑静な住宅地です。
巣鴨に着くと少し駅前が拓けていきます。六義園が今綺麗と聞いていたので行きたくなりました。もちろん行きません。

駒込まではあっという間です。この区間に山手線唯一の踏切があるのかな?普段嬉々として撮ることのないであろう踏切を、2年生数名が何枚も撮っていました。まなざし。
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僕は撮っている人たちを撮りました。


駒込から田端。これまでまっすぐ歩いてきましたがようやく曲がります。田端に着く前にコンビニで腹ごしらえをして、駅に向かいます。
文士の街が近づきますね。このあたりからビルが多くなってきます。

田端から西日暮里。
まだそこまで高くない高架線脇を歩きます。あまり面白くないです。周りに何もない。

西日暮里から日暮里です。ここは谷根千地区ですね。
初音の道を登ります。富士見坂から見えるはずの富士山はマンション開発のせいで今は見えないそうです。
看板にあった「富士見坂のこと、忘れないでね…」みたいな文言に少し寂しくなりました。
谷根千は飲み歩きの街でもあるそうなので、今度行きたいです。どなたかご一緒しましょう。

日暮里に着きます。
道中、様々な文士たちが立ち寄ったという羽二重団子のお店に寄ります。一本270円。なかなかですね。でも美味しいです。疲れてる時には甘いものということで僕はあん団子を食べました。
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3年連続参加のリーダーです。まだ、元気です。お団子食べるのも恒例になっていくのかな?

話は変わりますが僕はヨルタモリという番組が好きでした。「日暮里特別(G1)」という企画があって、そのことを思い出しました。日暮里駅の下御隠殿橋というところから列車を馬に見立て、競馬のパロディとして撮影されています。
image-fa2a8.jpeg 僕は鉄ヲタでもなんでもないんですけど、列車の往来を見たときなんか興奮しました。

鶯谷に着くと雰囲気はガラッと変わりますね、ラブホテル街です。昼間はとても静かでした。
記念写真も、2年連続で撮りました。誰か持ってたらください。

またひとつ駅を超えると、上野公園に。通過し、
そしてアメ横で食べ歩き、御徒町で集合でしたが、
意外と食べ歩きしにくいですね。結局パイナップル串1本(結構美味しい)で御徒町まで着いてしまいました。結構がっつりしてるご飯が多かった印象。
インバウンド多く、ムスリムもちらほら。ハラルマークのあるケバブ屋はムスリムに人気でした。マークの信頼たるや。

秋葉原への道中はガード下活用のおしゃれな道。
革製品のお店多く、お値段もそこそこしそうな感じでした。どの層が買い物くるんだろうか。
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入り口のおしゃれ感。

秋葉原の混雑を抜けて肉の万世のカツサンドを食べることにしました。
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ピクニック気分。

レンガ造りのガード下に飲み屋が並ぶ神田に着きます。
次は東京駅に到着です。疲労もだんだん出てきましたが、気合いです。途中合流の子を拾いリスタートです。


東京駅に14時前に到着です。なかなか良いペース。
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これは途中のレンガの歴史について先生が説明してるときかな。
この先ガード下活用があんまりされていなくて、閑散とした通りがあり。
キックスクーターで駆け抜ける先生。
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そこを経て有楽町、新橋です。ビジネス街でしたが、時々オシャレな広場がありました。

新橋で4年生が1人合流しまして、小休止。2年生の食べるアイスが美味しそうでした。

浜松町についたのは15時くらい?例年より1時間早い!
そこからがしんどかった。田町、品川の道のり。
足の疲れもピーク、大通りに沿ってひたすら歩く。途中で見えた東京タワーが唯一の救い。
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聳えています。
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ともかを撮る先生を撮りました。イチオシ。
やーっと品川に着く頃には疲労がマックスです。
ここまで4.3キロ1時間で歩いてたのに、次の大崎−五反田間は1.5キロ30分かかりました。ここらへんからペース狂ったのかな、と思います。このあたり、どう歩くか課題ですね。

五反田らへんで、ビール一杯飲んだほうが元気出る、みたいな話になって。ビール欲高まりました。

このあと、実はペースがすこしだけあがりました。単調な道だったからか、それとも疲労がピークだったのか。
いずれにせよ、恵比寿に向かう時から皆、ランナーズ・ハイならぬ、山手線・ハイになってました。歌声が聞こえたり、全力坂をやってみたりと、まさに空元気でした。

恵比寿ガーデンプレイスを通過するとき、先生のキックスクーターがきちんと(?)使用禁止となっていて笑いました。image-c5fa7.jpegイルミネーションの前で、スポーツウェアで、記念写真を撮る私たち。異様な光景だったはず。

ガーデンプレイスを抜け駅を通過するとその喧騒とは裏腹に薄汚い道が続きます。吉祥寺を抜いて住みたい街第1位らしいですが、理想は理想?

渋谷に着いてから三年生一名合流です。
歩き慣れた街になると、心持ちが変わってきますね。
原宿まではすぐ着いた気がします。みんな明るくなってきました。ダンスクラブ?みたいなことがバスの中で行われていて、一緒に踊る子もいたり。

原宿を出て、住宅地をふらふらと歩きます。代々木で帰ろうかな、なんて声もちらほら聞こえてきました。
ゆるい下り坂を経て、コンビニに着いてから30分くらいの休憩。
各々食糧補給で、元気を取り戻します。
文字通り重い腰を上げ、向かうは代々木です。

4年の小川くんを待ってから出発、ここで時間かかりました。
いよいよ脚が限界に近づいてきた4年リーダー仲村くんはおじいさんのように歩いています。
が、2年生は写真撮影する元気がありました。
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新宿まではあっという間ですが、サザンテラス口から東口まで遠い。
また、新宿の人混みが疲労に拍車をかけます。わかりやすいが、歩きにくい。

西武線の駅前を通り、少し経つとエスニックタウン新大久保です。
初めて行きました。韓国にも行ったことがないのでなんとも言えないですが、美味しそうなレストランや居酒屋が立ち並び、嗅覚を殺したくなりました。

新大久保からはずーーーっと線路沿いの道をまっすぐ、ひたすらに歩きました。
もう無心ですね。
w大学の学生だと思いますが高田馬場駅前ロータリーに密集していて、ある意味これも伝統文化かな、と思いました。

いよいよあと2駅です。目白までの道のりは複雑で歩きにくく、最後は長い坂もあり、疲れた体に鞭を打ちながら歩きます。目白に着いた時に、あと一駅ということで泣きそうでした。なんでだろう。

よし、最後、ゴールに向けて!もう一踏ん張りです。

また歩きにくい裏道を通ります。ただ住宅地を抜け、細い道を抜けると大通りに!
なぜかここで道を間違えて、危うく目白に戻るところでした。反省点。


そしていよいよ。我らがホームタウン池袋に帰還です。
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誰1人として途中離脱せず、完走ならぬ、完歩しましたね。
やはり2年生は元気です。来年以降もぜひ一周して、後輩を引っ張って欲しいです。皆さん気兼ねなく話すことができて4年生一同楽しかった、ありがとう(^o^)

3年生リーダーともかをはじめ、あやなちゃん、みずきと3人が全体をリードしてくれました、色々と影で支えたMVPですね。お疲れ様。ありがとう。

4年生まちづくりリーダーはもうレジェンドですね。3年連続完歩の仲村くん。満身創痍でのゴールは忘れません。また岡田さんも12時に起きてよく来てくれました。小川くんはTOEICのあとからわざわざキットカットの差し入れもしてくれて、なおかつ、革靴での参加でした。最後疲れたとき良いムードメーカーでした。

長くなりましたが、またいつか読み返して思い出すためのメモとしてあげておきます。
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57016歩 47.8km.11時間38分.お疲れ様でした。
4年 平井
posted by 12平井 at 12:10| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko12 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月12日

日アジ 京都FW

1日目は、京都を自転車で回っていきました。京都にはレンタサイクルができるところが結構あって、私たちはゲストハウスで貸し出しを行っているところで自転車を借りました。自転車を借りるついでに中を見学させてもらったのですが、まるで普通の日本の家庭の家のような印象を受けました。ゲストハウスの人に話を聞くと、そのゲストハウスでは自転車貸し出しのほかに日本の家庭料理を教える料理教室も開いているそうで、興味深いなと思いました。また、そのゲストハウスは住宅街の路地裏のようなところに位置していたので、Wi-Fiを持ち歩いていない外国人はGoogleマップなしできちんとたどり着けるのか気になりました。京都での自転車の使い勝手についてですが、自転車用の道はなく、道も狭いし、駐輪場もあまり整備されているとは言えない状況だったので、決していいということはできません。京都はせっかく自転車で回れる範囲の町のいたるところにたくさんのお寺があるので、町の景観を壊さない程度の自転車が使いやすいような工夫ができるとよいのかなと思いました。

まず、銀閣寺に行きました。紅葉が色づき始めていてとてもきれいでした。これは有名な話かもしれませんが、なぜ銀閣寺という名前なのに銀色ではないのかというと、作成途中でお金が無くなってきてしまって、銀にする余裕がなかったそうです。しかし、銀閣寺は銀色でないからこそ趣深く、日本らしさを感じられるのではないかとも思います。

次に紅葉が有名である永観堂に行きました。まるで歌舞伎をする場所のような白、赤、黄色、紫ののれんのようなものが印象的でした。中に入ると素晴らしい庭園が広がっていて、縁側に座り込んでぼーっと外を眺めている観光客の姿が見受けられました。

そのあと、国立近代美術館で行われていた琳派の展示会を見に行きました。琳派とは、桃山時代後期に本阿弥光悦、俵谷宗達が興した流派です。尾形光琳、乾山などもその例です。私は芸術には疎いので多くは語れませんが、教科書で見たことあるかもしれないような作品がたくさん並んでいました。

夜は、二条城で行われていたアートアクアリウムに行ってきました。私は今年の夏に日本橋で行われていたアートアクアリウムに行ったことがあるのですが、それと内容がほぼ変わっていなかったのでもう少し二条城でやる意味を持たせてもよかったのかなと思いました。暗かったのでお城があまりよく見えなかったのが残念です。お城もライトアップしたりして、金魚とお城のコラボレーションで魅せたらいいのになあと思いました。唯一京都らしさを感じられたのは、金魚の水槽前で行われていた舞妓さんのショーです。舞妓さんがもみじなどを持って上品に踊っていたのは、とても芸術的でした。踊りは歌詞をそのまま振り付けしているような感じで、普段聞きなれないような音楽だったので、不思議な気持ちで眺めていました。

食事についてですが、両日夜は京料理のお店、昼はカフェに入りました。京料理はとても繊細で、見た目も美しかったですが、量が少なく、若者からしたら少し物足りないのかなという印象を受けました。また、店構えもどこかひっそりとしていて見つけづらく、外国人観光客からしたら少し入りづらい、もしくは見つけづらいのかなとも思いました。カフェについてですが、京都にはたくさんおしゃれなこだわりのカフェが町のいたるところに隠れていて驚きました。カフェ巡りツアーをしてみても面白いと思います。

二日目は、トリップアドバイザー2年連続外国人人気ナンバーワンの伏見稲荷神社に行きました。雨だったこともあるのかもしれませんがかなり混み合っていました。鳥居に入るのに列ができているほどでした。なぜここが清水寺や金閣寺を差し置いて人気なのかみんなで理由を考えたみたところ、鳥居は日本独特のもので唯一性があるから、森の緑と朱色のコントラストがいい、ほかの寺院に比べて色が派手である、規模が大きい、京都駅からのアクセスがいい、拝観料がないことなどがあげられました。しかし、日本人の私たちからすれば朱色は古ぼけていなくていまいち趣にかけるし、頂上まで行って鳥居を全部見ようとすると往復2,3時間かかるらしく、なかなか
上の方にある昭和に寄進された鳥居にまでたどりつけないなど、なぜ1位なのか疑問に思う点がたくさんありました。それに加え、この神社に鳥居を寄進するには一番小さいものでも175000円、一番大きいものになると1302000
円にもなるそうで、どうしてこんなに高いのにこんなにもたくさんの企業が鳥居を寄進するのか、鳥居を寄進したことでその企業にどんなご利益やメリットがあるのか気になりました。

そして、最後はダークツーリズムの学会に参加してきました。今回事例として主に挙げられていたのは、サンチアゴ・デ・コンポステラの宗教ダークツーリズムと、大阪のホームレス街と呼ばれている釜ヶ崎のスタディーツアーと、長崎県の軍艦島についてです。学会の中で、私が理解できた範囲で内容を少しお話します。「厚みのある観光表象」というお話がありました。ここでいう厚みのある観光というのは、歴史の明暗両面を表現することで単なる視覚消費の観光ではなく、意味を理解しながら感情を伴って行う観光、という意味です。観光は単なる娯楽ではなく、もっと奥の深いものとなってきているそうです。釜ヶ崎の事例では、貧困の人々を観光の対象にしたスタディーツアーを「ダークツーリズム」とみなすのは人権的にもよくないというお話がありました。いままでそういった視点でスタディーツアーを見てこなかったので、「貧困の商品化」という言葉を聞いてなんだか胸に刺さりました。ここで疑問に思ったのが、「どこまでをダークツーリズムとしてみなすか」ということです。教授たちの話を聞いていると、負の側面が観光の対象となっているものはすべてダークツーリズムであるという印象を受けましたが、個人的にはなんだか納得いかない気分でした。広島や長崎、沖縄などの戦争関係のものやアウシュビッツ収容所のようなものはまさにダークツーリズムであるとは思いますが、負の側面を観光対象に一部含んでいる観光地なんて山ほどあると思うので、例えばボランティアツーリズム、スタディーツーリズムなどもダークとしてみなしてしまっていたら、きりがないのではないかと思いました。

まだまだ学会などでも理解できない部分があったり、考えが浅かったりする未熟な私ですが、いろんなものを見て感じて、考えることのできたFWであったと思います。ゼミのFWは普段自分で観光するのとは違った視点で見ることができるのですごく刺激になりました。



野原ほのか
posted by masutanis at 23:17| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko14 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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