2010年04月18日

ブルネイホームステイ

遅くなってしまって、すみません!3月4日〜11日にかけて行われたブルネイでのホームステイについて、時間の流れに沿って書いていきたいと思います。

今回は計10人での旅でした。
4日に成田を出発し、5日の夜中にシンガポールに着き、そのままホテルに移動しました。泊まったホテルがRe:HOTELというデザイナーズホテルだったので、内装が凝っていてカラフルでおしゃれな造りでした。次の日は早起きして、タクシーを使い、マーライオンを観に行きました。その後は、さっちゃんの提案で行くことになったハウパーヴィラへ。あの有名なタイガーバームをつくった人達がつくったものだそうで。気持ち悪いものから笑えるものまで、とにかく独特でした。伝わりにくいと思うので、写真を見てもらえたらと思います。そして、午後にはシンガポールを出発。

5日の夕方、バンダル・スリ・ブガワン空港に着くと、ホームステイ先の家族の方々が迎えに来てくれていました。私達の家族は、パパ(photographer)、ママ、13歳と18歳の娘さん二人。ここから写真を撮られまくる6日間の始まりです…笑
この日は、空港からの帰り道、海で遊んだり、アイスを食べたりして、そのまま結婚した娘の家やおばさんの家に挨拶に行ったりして、一日が終了。前回行った先輩の話でも聞いてはいましたが、ここでは本当に親戚などとの繋がりが強いようです。ホームステイした一週間で、とても印象深かった事の一つです。

6日。ショッピングに連れて行ってくれました。ここで感じたのは、やはり、あまり観光というものが発達していないということ。よくある『お土産』という感じのものは、ほとんど見なかったように思います。その後、海へ行って写真が大好きなママと娘達と、写真大会(笑)。まいまいが持っていた日傘を気に入ったらしく、まいまいは撮られまくっていました。海から見えるサンセットは、すごく綺麗でしたよ。そして夜は、王族が子供たちのためにつくってしまったという、ジュルドン・パークへ。広い公園と遊園地が合わさったような場所で、夜でしたが小さい子もたくさんいました。結構並ばないといけないのですが、日本にはないようなアトラクションもあり、楽しめました。帰りには、ママとパパがお祈りをするためにモスクへ行きました。家族で一番熱心にするのがママで、子供達はしている様子が無かったので一度聞いてみると、一応はしているみたいです。ブルネイへ行くまでは、もっと宗教色の強い国だと思っていましたが、それぞれによるみたいです。また全体的に若者はそれが薄いような気がしました。

7日。この日は結婚式に行く事になりました。正装をした方がいいという事で、ママがくれた服を着て、スカーフを巻いて、イスラムの格好で参加しました。この結婚式がとにかく長い。そして暑い。このホームステイで何回かこういう正式な行いに参加させてもらったのですが、ブルネイの人達は、こういう場でも非常によく食べていました。もちろん私達にもたくさん食べなさいと勧めてくれるので、ついつい食べてしまい…太ったんじゃないかな。結婚式の話に戻りますが、式に行った人たちは一人一人、新郎新婦さんの手に筆で絵具のようなものをつけます。そしていい香りの葉をぱらぱらとのせます。私たちも見よう見まねでやらせてもらいました。また、引き出物もたくさんもらったのですが、その中に綺麗な飾りがついたネットの中に卵が入っていたので、なぜかと聞いてみると、お祝い事には卵という習慣があるのだそうです。世界には色々な習慣があるのですね。
この日はそのまま現地の学生との交流会へ。まずハイキング(という名のガチ山登り)、それからBBQ、そしてカヤックをして楽しい時間を過ごせました。現地の学生には、日本語がとても上手な人もいて驚きました。

8日。この日もお土産を買いに、ショッピング。そして公園の中にあるカフェ(?)みたいな所で朝食をとりました。ナンのようなものを何種類かのカレーにディップして食べました。デザートにはライスや芋で作ったケーキも頼んでくれました。
(話が少しずれますが、ブルネイの食事は極端に口に合わないものは無かったように思います。少し辛いものがあったりはしますが、どちらかというと日本人に合うものが多いような気がします。食べるものは、肉は鶏がメインです。牛もたまに出てきますが、やはり豚は一切食べません。他には魚や野菜は普通に食べるみたいです。)
朝食の後は、(多分)出世のお祝いに行きました。この時ももちろん正装で行きました。ここでも結婚式の時と同じような事をし、やはり卵が配られました。


9日。まだ暗い内に起きて、テンブロン国立公園へ。ボートに乗って移動し、とうとうキャノピーウォークへ。私はコタキナバルでも登ったことがあったのですが、ブルネイの方が不安定だったし、揺れるし、怖かったです…でもやはり、一番上からの景色は絶景でした!キャノピーウォークを降りた後は、滝へ向かい、浅い水の中を進んで行きました。滝は水が少なくて残念でしたが、そこの水の中に入ると魚が足をつついて角質をとってくれます。日本では商売として成り立っていますよね?天然でこういう体験が出来るなんて、とても貴重でした。その後は予定には無かったのですが、テングザルを見に行きました。すぐ隣が道路のような所にも住んでいて、驚きました。テングザルだけではなく、大きなトカゲやカワウソも見られました。
家に帰ってからは、この日が最終日ということで、家族や親戚がみんな集まってBBQパーティーを開いてくれました。その時に、撮ってくれた写真でスライドショーをつくってくれて、BBQを食べながらそれを流してくれたりもしました。

そして最終日10日。最初はトイレにトイレットペーパーが本当になくて、シャワーだけで、どうしよう!と言ってた私達でしたが、1週間が本当に充実していて、新鮮で楽しくて、あっという間に過ぎてしまいました。ホームステイ先の家族も、本当の娘のように良くしてくれたので、たった1週間でしたが帰るのがとても寂しかったです。

最後に、このホームステイを行う上で支えてくれた皆さんには、本当に感謝しています。ありがとうございました★
新2年生の皆さんも、行って損は絶対にないと思うので、ぜひ参加して下さい!
posted by 08さとう at 20:56| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

ブルネイホームステイ

 投稿遅くなってしまいましたが、ブルネイでのホームステイ体験を記しておこうと思います。
 結局、事前学習以外ほとんど勉強しないままブルネイへの出発日を迎えてしまいました。ブルネイ王国なんて観光スポットとしてメジャーではないし、先輩や先生から話を聞いてもいまいちどんなところなのかイメージできなくて、そんな未知の場所への単純な好奇心と、イスラム圏に対する興味で参加したこのプロジェクト。結論から言うと、普通では絶対できない体験ができて、本当に参加して良かったと思っています。
 今回のホームステイで、私が一番興味があったことは、現地の人(特に若者たち)がイスラム教の習慣についてどう思っていて、どのぐらいその決まりを守って生活しているのか、ということでした。イスラムという宗教では、有名なところでは一日5回のお祈りや、日が出ている間は何も口にしてはいけないラマダーン、豚肉は食べてはいけないなど、私たちの仏教などと比べたらいろいろと厳しい規則が多くて大変そうだというイメージが私にはあって、普段からこういう規則について、実際にその宗教の人たち、特に同世代の若者もちゃんと守っているのか、守っているならどんな気持ちでそれを行っているのか、すごく気になっていました。
 このホームステイでは、私の家族に同い年の女子大生の娘さんをはじめ、下に女の子2人と男の子1人と子供が沢山いたし、現地の大学生と交流する日もあって、若い子たちと話す機会に恵まれ、気になっていたことをじっくり聞くことができました。まずお祈りについては、私たちは一度も家族の人がお祈りをしているのを見ることはありませんでしたが、やっているそうです。でも、子供たちはやはりそんなにやってられないらしく、3回にしたり、休日は10時ぐらいまで寝ていたりするそうです。
 ラマダーンに関しては、本当に日が出ている間は水すら口にしないそうです。ラマダーンについてどう思っているのかと聞くと、別にいいんじゃない?日が沈んだら何でもたくさん食べられるし!と言っていました。女の子はダイエットにもなるし、私が聞いた人は嫌ではないそうです。でも、その時期になると、逆に夜食べ過ぎちゃって太っちゃったー!という会話もでるらしく、若者らしいなぁと親近感がわきました。あと、私は知らなかったけど、ラマダーンの時期は口以外の穴からも異物を入れてはいけないそうで、おもしろい話に発展しましたが、ちょっとお下品なので割愛させていただきます^^w
 そして、豚肉は本当に一度も食卓には出てこなく、多分もう食べ物としては考えられていないんだろうなと思いました。普段は基本に白い長い米があって、おかずが何種類かでした。どれもスパイスがきいていて、鶏肉が一番多くて、次に魚、たまに牛肉でした。意外と野菜が少なく、野菜大好きな私にとっては衝撃でしたが、ほかのおかずがおいしかったのでそれも慣れることができました。
 
 と、前半は日常生活中心の話になってしまいましたが、レアな体験もたくさんしました。
 その中でもお葬式はかなり貴重な体験だったと思います。ほかのみんなが結婚式に参加したと話しているなか、私たちの家族ではおじいさんが亡くなってしまい、自由行動の日一日家にいて、葬式の様子を見ることができました。家には本当にたくさんの親戚が集まりました。特に取り乱して泣く人もなく、みんなそれぞれ会話していて、庭に沢山の料理が用意され、それを食べていました。3日間はこうしてみんな集まって料理を食べなければいけないそうです。また、日本のお経のように、コーランを全員でよんだり、独特のおでこを床につけるお辞儀を何度も繰り返していて、これがイスラムのお葬式スタイルなんだなぁと分かりました。
 あと、娘さんの彼氏の家で開かれたホームパーティでは、50人ぐらいの若い子たちが集まって、一つの部屋ではずーっとカラオケや日本の某ゲーム会社のドラムとギターのゲームをしていたり、外ではBBQをしていたり、友達ではなかった人とも楽しそうに盛り上がってました。私もすぐ仲良くなることができて、おもしろかったです。アルコールなしなんだということが信じられないくらい盛り上がっていました。
 ほかにもハイキングやテンブロンではブルネイの大自然を身をもって体感できたし、テングザルウォッチングでも遠目ながら沢山いることを確認でき、ほんとに盛りだくさんの充実したホームステイになりました。最初はぎこちなかった英会話もだんだん慣れて、マレー語も使えるようになって子供たちとの会話が楽しくなってきたときに帰ることになり、すごく残念でした。
 本当にいい家族と、素敵な人たちと出会えたことにも感謝したいです。あと、たくさん情報提供してくださった先生や先輩、リーダーのまっことさとえり、メンバー、現地の方などたくさんの人のおかげで今回はこんなにすてきな経験ができたと思っています。感謝したいです。
 
 なんだかまとまりなく印象に残っていることを書いてしまいました。すいません。お疲れ様でした。

福司祥

 
posted by 08ふくし at 23:54| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

ブルネイホームステイ

だいぶ遅くなってしまいすみません。。。

3月4日〜11日にかけてブルネイホームステイに行ってきました。
初めて行く国だし、先生不在だし、とりあえず不安いっぱいな状況で出発しました。

ブルネイまでは直行便がないので行きはシンガポールに一泊滞在しました。半日シンガポール観光できる時間があったのでマーライオンとハウパーヴィラを見てきました。ハウパーヴィラはカニ女とかいろいろ衝撃的なオブジェのある公園?です。インパクト半端ないです!

午後からブルネイに向け出発し、空港に着いたらBJFAの澤田さん、ホストファミリーの方々が出迎えてくれました。
今回の参加者は10名で、二人一組で各ホストファミリー宅に滞在しました。私のホストファミリーはおじいちゃんおばあちゃん夫婦で、これまでにも何度か日本人のホームステイを受け入れている家庭でした。
ホームステイ中は息子さんや孫たちが遊びに来たり、娘さんのお家へ行ったりと、毎日のように家族の人達と交流があったのでびっくりしました。あと近所での結婚式に民族衣装っぽいドレスを着て参加させてもらえたりして、とにかく人との交流が盛んな毎日でした。

ブルネイはイスラム教が国教ですが、実際行ってみたら個人的にはそこまで宗教に厳しくしている様子は感じられませんでした。とは言っても、私のお世話になった家庭はイスラム教だったので食事は鶏肉や魚介類が中心でお酒も飲まず、現地の人は服装も女性は外出する時スカーフを巻き、肌の露出もほとんどしていませんでした。国立の立派なモスクも見ることができました。
またブルネイには王室があり、日本も皇室を持つので親しみがあると聞いていましたが、実際に現地の英字新聞を見てみたところ、海外ニュースの面に日本の愛子さまのニュースが取り上げられていたので驚きました。滞在中も現地のテレビニュースで国王や王子など王室関係のニュースが流れているのを何度か見かけました。

ホームステイ中は現地の大学生との交流会があったりテンブロンへ行ったりもしました。
交流会ではみんなでハイキングならぬかなりきつい山登りを体験し、カヤックにも初挑戦しました。現地の人々は歌って踊って明るく私たちを迎えてくれて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。UBDの学生さんたちはみんな日本語が上手でびっくり!
そしてテンブロンは今回のホームステイで私の一番印象に残った場所です。この日は先生も合流し、みんなで船に乗ってテンブロンへ向かいました。キャノピーウォークでは木の成長の観察用の高い足場を歩き(ちょっと不安定で揺れる!)、頂上では大自然の絶景を見ることが出来ました。無料フィッシュセラピーもできたし、移動するときは船に乗ってリアル版ジャングルクルーズのような体験もしました。途中で見かけたオオトカゲ、でっかすぎてワ二かと思いました笑。ただ滝が今年は水量が少なくてちょっとしか流れてなかったのが残念でした。。。
でもここでは本当に日本にはないような自然を体感し、改めて自然というもののすごさを実感しました。

そして私は今回訪れることになるまでブルネイという国について全く知りませんでしたが、実際に行ってみると、人々の交流が盛んで自然があふれる、穏やかで過ごしやすい国でした。また日本では体験できないような貴重な経験もたくさんすることが出来ました。ブルネイは観光地として知名度は低い方になるかもしれませんが、世界で二番目に高級なエンパイアホテルがあったり、テンブロンのような大自然に触れられる場所もあったりと、観光地としても多くの人に知られていないのがもったいなく感じました。

最後に、BJFA澤田さんを始めメールのやり取りをしてくださったヤティさん、ホストファミリーの皆さん、UBDの皆さん、指導やアドバイス等行ってくだっさた舛谷先生、ホームステイ参加者のみんな、今回の企画に関わってくれたすべての方々に感謝しています。
本当にありがとうございました!








天野 真紀子

--------------------------------------
Get the new Internet Explorer 8 optimized for Yahoo! JAPAN
http://pr.mail.yahoo.co.jp/ie8/
posted by masutanis at 14:50| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010 バリ合宿報告

旅行日程
3/11 夜デンパサール到着、合流後サヌールへ、ブサキビーチホテル泊
3/12 午前中サヌール周辺散策、午後ウブド市内散策、ウマビアン村へ、ヴィラ泊
3/13 午前中ムラスティ見学、午後ヴィラ周辺散策、ヴィラ泊
3/14 午前中ホームステイ先訪問、午後ヴィラにてスパ体験、夕方タナロットへ、ヴィラ泊
3/15 午前中ホームステイ先へ移動、ホストファミリーと行動、夜オゴオゴ見学
3/16 ニュピ体験、ホストファミリーと行動
3/17 午前中市場へ、夜ヴィラにてバロンダンス見学
3/18 朝ホストファミリーと別れヌサドゥアへ、リゾート・ショッピングモール見学
夜空港到着、成田へ

1. 全体の日程について

 全員の感想をまとめると、8日間という日数は、ホテル・ヴィラ・ホームステイと様々な形態の滞在をするにはちょうど良い長さだったようです。ホテルへの滞在が1泊と短かったことに不満はなく、ホームステイの期間を延ばしたいとの意見が目立ちました。やはり、ステイ先の生活様式にも慣れ「さあこれから」というところ
で帰らなければならず、ヴィラ滞在を1日削っても良いのでは、という提案もありましたが、適度な満足感を持ちつつ、また「ホームステイがしたい、またバリを訪れたい」と思える滞在日数だったので、リピーターを生み出すにはちょうど良い滞在期間だったように思います。逆に、ホームステイを観光商品にするために3泊は必須
であると感じました。家族との触れ合いや、集落のまとまりを理解するには、2泊では足りない気がします。

しかし、今回の私たちのステイがこれほどまでに充実していたのは、偶然大きなお祭りやニュピにあたっていたためであり、これが全く普段の生活体験のみとなると、また意見が変わってくるかも知れません。というのは、滞在中これだけイベントが盛り沢山でも日中の時間を持て余すことがあったからです。私たち日本人は旅行
中の限られた時間をフルに使おうとする傾向があるようで、1日を思い返したときに特に何もしていない時間が多いと、もったいなさを感じてしまう人も多いと思います。そのため、バリへの滞在プランを考える際には事前にお祭りなどのイベント情報をチェックし、それに合わせて日程を組むのが得策かと思いました。
balibeach.jpg
(ビーチで行われるムラスティという儀式)

 次に、全体の流れについてですが、リゾート→ヴィラ→農村ホームステイという順番は観光地としてのバリから徐々にリアルなバリの生活に近づいていくためその違いが分かりやすく、農村での生活が引き立ってとてもよかったと思います。計画を立てている段階では、その逆の流れの方がいいのではないかという意見もありま
したが、最初にホームステイをしてしまっては、その後のホテル滞在を心から楽しめなかったかも知れません。それほどまでに、農村ホームステイは私たちにとって特別で、忘れられない思い出となりました。また、最終日の観光をもっと減らして前半部に移動できたらよいのでは、という意見を持った人もいました。家族と別れた
後に精力的に観光・視察をするのは難しかったようです。私自身も、最終日はお土産を買うくらいの時間を残して、ぎりぎりまで家族と過ごしたいと思いました。

2. ヴィラについて
vila.jpg
(私たちのステイしたヴィラ)

 今回3泊したPuri Taman
Sariというヴィラには、皆大満足だったようです。古い建物だと聞いていましたが、部屋や水回りはとても清潔感があり、冷房やアメニティも充実していました。私たちが想像するバリリゾートを演出する一方で、ヴィラ内には普通の家があったり、ヴィラを1歩出ると村の人が歩いていたりと、一般に言うリゾートとは一味違った
エキゾチックな体験ができたと思います。あえて意見を挙げるなら、スタッフを探すのが大変だったという点が気になりました。お国柄として受け入れられないこともなく、ゆったりとした“バリらしさ”が感じられて、別に悪い印象を持った訳ではありませんが、緊急時に備えて絶対に通じるラインは確保しておくべきだと思い、
現地駐在の石榑さんにはその旨をお伝えしておきました。あとは、朝食についてです。アレルギーに対応していただけたのは良かったのですが、彼女にはご飯とオムレツのみ、他の人はパンのみで、若干の物足りなさを感じました。また、毎日メニューが変わらない点についても改善の余地があるように思いました。
entrance.jpg
(エントランスから見た風景)

3. ニュピ(バリにおける旧暦のお正月)について

 前々日のムラスティ(海岸での儀式)、前日のオゴオゴ(日本で言う“ねぶた”のようなもの)、当日のニュピ(旧暦の元旦)、これらの体験ができたことは幸運だったと思います。偶然観光用のバロンダンスを見ることができましたが、やはり心に残るのは(現地の人々によって実際に行われているという意味での)“ホンモ
ノ”の文化体験です。神聖な儀式であろうに私たちのような外国人に対して拒否をせず、服を貸してくれたりお供え物を分けてくれたりと、ここでもバリの人々のおおらかな人柄を強く感じました。ニュピ当日の夜は、火や電気を使うことが禁じられており、仕事はもちろん外を出歩くことさえできません(農村部ではさほど厳しく
はありませんが)。そのため夜は本当に真っ暗で、電気のない生活など想像できない私たちにとってニュピはとても神秘的で、バリに来たら是非体験してほしいイベントだと思いました。しかし、この体験はホームステイであることと、その家や村の人々の人柄が相まって初めて実現するものであるため、今回のようなスタディツア
ーでなければ難しい気がします。ヴィラやホテルに泊まりながらニュピを体験するには、その宿泊先でニュピを意図的に“実施する”しかないため、ホームステイをしながら“リアルな”体験をするには学生である今がチャンスです。最近では観光客向けに本当ならば燃やすべきオゴオゴをそのまま展示・保存する村もあるようです
。このような外からの力による文化の変容を実際に見て考えるのも面白いでしょう。
ogoogo.jpg
(それぞれの集落で出来を競うオゴオゴ)

4. ホームステイについて

 今回は、私たち5人と石槫さんが同じ家にお世話になる異例なパターンとなりましたが、結果としてとても楽しく、充実したステイとなりました。1人1家庭でなくなったことに対する賛否は五分五分でした。1人でステイした方が確実に言語レベルは上がるし、より家族に溶け込めると思いますが、友達がいることで心強くなり、
安心していろいろなことにチャレンジできるという点では良かったのではないかと思いました。全員で知識の共有ができるため、より言葉や文化を理解しやすい環境であったと思います。
home.jpg
(お正月で集まった親戚たち)

コミュニケーションについては、今回はたまたまお正月ということで親族が集まっていて、日本語や英語の話せる方がいてくれてとても助けられました。逆に、通訳のできる方のいない家庭へ1人でステイするのは初心者にはかなり厳しく、石槫さんのサポートが不可欠だと思いました。(これには事前情報で必需品とされていた指
差し会話帳が観光用に作られていて、応用力に欠けていたという理由も挙げられます。)また、これらを踏まえてバリ研修を2期にすることで、より良い研修ができるのではないか、という提案がありました。最初に今回のような形態のホームステイを行い、2回目に1人1家庭のステイへとステップアップできたら、初回での経験を生
かしてより多くのことを学べるのではないか、という意見です。金銭的な問題や日程を考えると、実現は多少難しいかも知れませんが、どちらの形態のステイにも違ったメリットがあるため、段階を踏むのは良いことだと思いました。
baligo.jpg
(ステイ先の子からバリ語を習う)

 今回ホームステイをしてみて思ったのは、事前の情報として辞書の準備が必要だということです。指差し会話帳はある程度相手の返答を予想した言葉しか記されていないので日常会話では補い切れない部分が多く、メインページより索引の方が活躍しました。しかし指差し会話帳が全く使えないという訳ではないので、指差し会
話帳プラス辞書を持っていくのがベストだと思います。また、事前準備の必要性を強く感じました。指差し会話帳には載っていないが現地でよく使うフレーズを簡単にまとめたものがあったらととても助かるでしょう。その他、ステイ中に必要なもののほとんどは現地で調達可能だったので、特にありません。
house.jpg
(熱帯地域らしい家)

5. その他リクエスト・提案
・ 農村への滞在はお祭りと時期を合わせるのが良い
・ 事前に家族構成や喜ばれるものなどの情報があると、お土産が選びやすく良い
・ (料理を習う・踊りを習うなど)目的を持ってホームステイした方が実りある時間になるのではないか
・ 一般観光客に向けた方向性としても村の人々との交流にポイントを置くと良いのではないか(ツアーの中に農村のヴィラ滞在や村の人々との交流を組み込むことで後者が引き立ち、リピーターをつくる機会となり得る)

感想
・ シンガポール航空について
座席が広く、サービスもとてもよかった。機内食もおいしかった。是非また利用したい。
・ 買い物について
手先の器用さを生かしたかわいらしいものが多く、見ているだけでも楽しかった。しかし、マーケットでの値段交渉はかなりの労力を費やすため、長時間の買い物は無理だと思った。
market.jpg
(ウブドのマーケット)
・ 食べ物について

油をたくさん使っているはずなのにとても食べやすく、ごはんとの相性がいい料理が多かった。どれもとても美味しかったが、滞在中にバリの名物と言われる食べ物は1通り制覇できてしまった感じがして、種類はあまり多くない気がした。また、様々な香辛料が効いていて、癖のある料理が得意ではない人にはつらいかも知れない
、という意見もあった。しかし、私たちがステイした家の方々は料理が上手で、毎食とてもおいしくいただけた。
food.jpg
(ステイ先での食事)
・ 文化について
マクドナルドの進出により、本来は戒律上食べることのない牛を若者たちが食べているという話を聞き、外からの影響の強さを改めて感じた。しかし、これだけ有名有数の観光地となっているにも関わらず、浅く見る分には観光がもたらすいやらしさのようなものを感じることは少なかった。
・ 観光について

ヴィラに滞在していてもちゃんとその村に溶け込んでいる気がしたし、村全体で受け入れてくれている感じがとても心地よかった。今のところ、農村観光において“作られたリゾート”を感じることはさほどなかったように思う。しかし、私たちがこのように言えるのは今回農村でのリアルな生活を体験したからであり、大多数の
日本人は今もバリ=ビーチリゾートだと思っている。国土の20パーセントほどの開発地が、バリ島全体のイメージを作り上げていることに驚いた。今後、山間部リゾートに集客するためには、今回のようなホームステイ込みのツアープログラム他、ウエディング、ダンスや音楽の講座、(ホテルのオーナーがしきりに口にしていた)
ヨガや瞑想などのスピリチュアルな体験も含めたツアープログラムと連動させることが必要かと思った。
village.jpg
(家の周辺)
・ ブサキビーチホテルについて

これぞリゾートという印象を受けたが、ヌサドゥアよりもこぢんまりしていて居心地はよかった。緑が多く、海にもすぐ行けてよかった。しかし、水回りがあまりきれいでなかったのがもったいなかった。観光客(特に日本人)は水回りにポイントを置いている人が多いため、リピーターを生み出すためにはもっと水回りを充実さ
せるべきだ。
beach.jpg
(ホテルからほど近いビーチ)

最後に…

今回の旅は私たちにとって本当に特別な思い出となりました。もちろん観光地やリゾート、ヴィラなど、初めてのバリで盛り沢山の経験ができたのもよかったのですが、1番の理由は温かい人々に出会えたからです。駐在スタッフの石槫さん、現地ガイドのライさん、家族の皆さん、同じ村の人々や街で出会った人々、誰もが本当に
優しく、のんびりしていていつも笑顔で、おかげでバリが大好きになりました。就職前最後の旅行ということだけでは説明しきれないほど今回の滞在は特別で、私たちは帰国後バリ・シックに陥りました。バリの良さはビーチリゾートを見ただけでは分かりません。是非農村部にステイして、リアルなバリを体感してもらいたいと思
います。他に候補地がいくつもあることと思いますが、私たちは自信を持ってバリをおすすめします。合宿について何か相談事があれば、いつでも私たちに聞いてくださいね。それでは、またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。


立教大学観光学部4年(kanko06)有志
有賀千恵、佐々木由美、鈴木絢、関谷恵里子、陸田真琴
posted by masutanis at 03:16| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | kanko06 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。